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書店で買った日食めがね比較 [金環日食]

先週、天ガ・星ナビを本屋に買いに行ったら、500円台の日食めがねが置かれていたので同時に購入した。
また、天ガのとじ込み付録と手持ち(職場の新年会のビンゴの景品)および、普段使用しているアストロソーラーフィルタとの比較を行ってみたい。多分に個人的嗜好の部分が含まれていると思うので、参考程度にしていただきたい。
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太陽の写真はすべてα sweet digital+標準Zoom(18-70mm)70mmのレンズ前にフィルターを置き撮影。すべてISO-100・1/320sec・f/5.6・WB:太陽光・JPEGで撮影。PS LEにてピクセル等倍で切り出し再JPEG化を行っている。

A.金環日食を見る(月刊「星ナビ」5月号増刊) アストロアーツ
■冊子
星ナビと同じ大きさの冊子32ページ。漫画でわかる金環食などわかりやすい内容。
■日食めがね
「日食観察プレート(A5判)」として単独で販売されているもの。
名前のとおりA5版の下敷きのようなもの(うわさによると下敷きメーカが作っている)で、切り取って使うことができる。少なくとも5等分しても他のメガネと同等の大きさなのでお得な気がする。
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太陽像は赤(オレンジ)。他の赤いフィルタの中で一番明るい。
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B.金環日食グラスBOOK 宝島社
■冊子
A5判7ページ。渡辺潤一先生の解説付き
■日食めがね
「超高級ガラス製」と書いてある。電気溶接用の保護ガラスのようなものを紙の枠に入れて組み立てるキットになっている。
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唯一、緑色のフィルター。他のフィルターは薄いフィルムだが、厚さが3mmほどのガラス製。他のものはフィルターなしで遠景でカメラのピントを合わせればほぼピントが合っているようだが、これはずれてしまう。私のへたくその腕ではピントが合わず、何枚か撮ったものすべてが下の写真のようになってしまった。眼視ではこのようなことはない。
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C.金環食GUIDE 中央公論社
■冊子
B6判15ページ(表紙が1ページとカウント)。宇宙飛行士 山崎直子さんからのメッセージ収録&渡辺潤一先生監修
■日食めがね
黒色のフィルムを白のプラスチック枠で止めた構造。どっちが表かわからない、というかフィルムに裏表はなさそう。
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太陽像は赤(オレンジ)。明るさは後述のEとほぼ同じで一番暗い。また、表面がつるつるで顔の反射の映り込みがあるので少し見づらい。
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D.月刊 天文ガイド 2012年5月号 とじ込み付録 誠文堂新光社
■冊子
言わずと知れた「天ガ」
■日食めがね
薄いフィルムを紙の枠で挟み込んだ構造。見た目フィルムがよれよれ。紙枠の印刷で表と裏は明確。しかもフィルムに表裏で反射がことなるようだ。
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太陽像は赤(オレンジ)。明るさはAとCの中間ぐらい。フィルターの裏側は表に比べ反射が少ない処理がされているようだ。表だと顔の映り込みが大きいが裏だと少ない。表裏を間違えないように使う必要がある。
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E.太陽日食メガネ アイソテック (参考)
■日食めがね
フィルムを紙枠ではさみ込んだ構造。めがね型で耳にかかるので手で持つ必要がない。小学生とかにはいいかもしれないが、私には少し小さい。
カメラレンズ径よりも小さく、すべて塞ぐことができなかったため写真は撮れなかった。
太陽像は赤(オレンジ)。明るさはCと同程度で暗い。ただし、Dと同じように裏側は反射が少なく、顔の写り込みは少ない気がする。
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F.アストロソーラーフィルター (参考)
太陽白色光観察の定番 
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白色光(ちょっと青い)。明るさは一番(写真は結構飽和している)。望遠鏡に付けて観察を行うときは問題ないがめがねのような使い方をすると、激しく顔が映りこむのが欠点。腕が悪いので写真はピンボケ。
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