金星の太陽面通過のまとめ [天体・一般]
まず、ほぼ最小角距離の時の写真。
第3接触ちょい前のときの写真。
まとめ
横浜の天気は絶望的な予報。とにかく西に行かなければ。
6/6になる直前に家を出発。4時前に浜名湖SAに到着、GPVを確認。これより少しぐらい西に行っても天候の差は少なそうだ。帰りのことも考え、観察地点はここに決め、持ち込んだビールを飲んで仮眠をすることにした。
荷物の積み下ろしの楽な駐車スペース脇、ベンチのある所に機材を設置した。
北東方向に雲の薄いところはあるがほぼ前面曇り。同じように太陽面通過を見にこられた何名かとお話をする。「晴れますかね?」
西から少しずつ青空がのぞきはじめ、10時前には太陽が顔を出した。その後はほぼ快晴、暑い。ぼうしは持参したが、半袖の腕は見る見る日に焼けて痛くなる。ズボン越しの足もひりひりしてくる。
撮影用以外に、日食時と同様の望遠鏡セットを置き、通りがかる人に見ていただいた。「いいものを見せてもらった」と言われるとうれしい。
しかし、13時ぐらいになると少しずつ雲が増え、第3接触10分前には、大きな雲の塊が太陽を隠してしまった。13:28に雲越しに写真が撮れたがそれ以降はまったくだめだった。
105年後は生まれ変わっても間に合わない可能性が高い。とにかく見れてよかった。
□機材
日食時はEOS X2を使用したが、今回はNEX-5N。ほぼ天頂を数時間撮るのはこちらの方がいいはずだ。これ用にマウントアダプタを購入。中国製の安物だが結構ちゃんとした作り。
インターバルタイマーもNEX用に作った。時間がなかったので基板むき出し。実はこれが出来上がったのは5日の23時、出発前ぎりぎりだった。
リモコン発光部はテープで止めた。
もうひとつ、バッテリーアダプタ。全体で6時間40分を1分インターバル、第1~2、第3~4接触の約18分ずつを1秒インターバルえ撮影し続ける予定だったので急遽作成。ネットで安物電池を購入し、分解して電池セルを抜き、外部電源のコネクタを配線。
すべて、でっち上げレベルだがトラブルもなく使用することができた。
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