部分日食撮影最終テスト [天体・実験]
カメラが連射モードになっていて解除の方法が判らず時間がかかったのと、インターバルタイマがなぜかうまくリセットしなかった(MCLRピンがOpen?)ために撮影開始がちょっと遅くなってしまった。
昨日最大食の時刻に写真の中心に合うように決めた三脚・雲台位置の再現性はほほOKのようだ。
下は10:52~12:32の5分おきと、フィルタなし(曇っている時の)明るさをかなり下げた写真を比較明合成してみた写真。カメラをもうちょっと傾ければよかったようだが、調整する時間がない。
撮影装置。不審だと思われないように張り紙をした。
撮影中、カナヘビくんが遊びに来た。
22日の予報は沖縄以外はどうも良くないらしい。上海付近もイマイチのようだ。どうにか天候が良くなるように祈るしかない。
土星撮影失敗 [天体・実験]
昨晩、ルーリン彗星をResistaxにかけてみたが、このソフト全然使い方が判らない。適当にアライメントしているので写真がピンボケなだけではなく位置がずれてコンポジットされているかもしれない。もうちょっとこのソフトを使いこなしてみたいので、今日は(お団子串刺しの)土星で試してみようと思った。まず、QCAMで撮影したがAutoゲインが効いているのかサチッてしまい、まともなキャプチャができない。いろいろ調べてキャプチャソフトを調べたら「ぬふああ」を使っている人が多いようなのでダウンロードしたが、これまた得体の知れないソフトだ。おそらくFilter Graphの概念で繋いでいくようだが、いろいろ試したけれど画を出すことができなかった。
面倒なので、お気軽デジカメアダプタで1枚撮り。全然ダメだけど今の土星を表現はできている。
D200mm F4反射 UW6mm + お気軽デジカメアダプタ + DSC-W300 コリメート
1024x768にトリミング後リサイズ
明日(今日だけど、これから寝て起きたら)はDSCの改善に取り組みたい(やる気が出たら)。
ジャンク赤道儀 [天体・実験]
ちょっといじってみたが、赤経・赤緯共に動きが渋すぎ。ちょっとグリスを追加したり、調整しただけではぜんぜんダメのようだ。でも、機械いじりは楽しい。もうちょっとやってみよう。
ところで、この赤道儀はどんな製品だったんだろう?ベアリングは一切使用されていないし、極軸望遠鏡も付かない。安価な望遠鏡セットのものなのは明らかだ。
デジカメアダプタのテスト [天体・実験]
とりあえず、デジカメアダプタのテスト。月の位置が悪いのでベランダ手すりぎりぎりからしか見えない。三脚をかなり閉じた状態で望遠鏡のピントもいい加減。露出調整も面倒くさいのでプログラムオートで露出±1の3枚撮りの中の1枚。トリミングと回転のみ。
イマイチですね。望遠鏡設置から撮影終了まで5分なのでOKとしよう。
←クリックで拡大
自作D60mm fl700mm PL20mm コリメート DSC-W300 F/2.8 1/250sec ISO-400
2008/11/21 追記
横着して天頂ミラー付けて撮影したので回転だけでは裏像でした。これを直すだけではチョッとなので、見たときと同じ感じになるようにアンシャープマスクとかいろいろいじりました。(チョッとノイズが多いですが)
百均ルーペで接眼レンズ [天体・実験]
ルーペのレンズは一応ガラス製のようだ。
写真にはないのだが、問題点があった。この2枚組みのレンズのうち1枚の中心だけ焦点距離が異なる部分レンズになっている。もともと、周辺部分の収差は気にしないつもりでいたのだが、中心部分がこれではお話しにならない。千円出せば写真用ルーペが購入でき、これを接眼レンズにするというアイデアは結構見かける。もうチョッと考えなければならない。
マイクロステップ予備実験 [天体・実験]
とりあえずマイクロステップ実験用のPICのソフトを書き電源投入。PWMで半周期分の正弦波を繰り返し発生させ、これをSLA7026のリファレンス入力に入れる。
ステッピングモーターを付けて波形を確認。1周期0.1秒の予定がボケて1ステップの時間にしてしまった。
Ch1がPICのPWM出力に軽くCRのフィルタを掛けた波形。Ch2はSLA7026の電流検出抵抗の端子電圧(チョッピングによるノイズが見えているのでこんな波形)。なんかちょっと波形が歪んでいる気もする。リファレンス電圧をもう少し低くしないとだめかもしれない。PICのプログラムをちょっと変えれば対応可能なはず。
リファレンス電圧が低い時の動作がちょっと心配だったが大丈夫そうなのでこのまま行けそう。ポタ赤で使ったモータコントローラのコードにPWM用PIC制御を追加すれば完成するはず。これから近所の温泉(地下1000m以上掘っている)に行くので、今日はここまで。
このままだと2W1-2相励磁、4W1-2相にするかは思案中。
ポタ赤改善 [天体・実験]
目の調子がなかなか良くならない。金曜日は、宴会に参加したが生まれた初めて飲み屋で一滴も酒を口にしなかった。
土曜の夜にポタ赤のオートガイドのテストをサイド行い、問題点がある程度わかった。
1.ポタ赤を固定している雲台の赤緯固定ネジはかなり締め付けないと緩んでずれる。
2.オートガイド対応のファームに問題がある。
3.表示画面から基準星が外れると再度調整するのが大変。
というわけで、以下の改善を行った。
1.赤緯粗動固定ネジを思いっきり閉める。その他ガイド鏡の両軸のフリクションも強くした。
2.お粗末な話だが、RA+方向の補正にバグがあったので修正。
3.ガイド鏡にファインダー(8x20正立)を取り付け。ガイドの方が通常使用では視野範囲が広いのだが、Webカメラの センサが小さいのでファインダーがないとアイピースとカメラを何回も差し替えなければならないため。また、少しでもカメラのずれが少なくするため、ドローチューブを固定するネジも取り付けた。これにより延長筒も一部削除。
これで得られたのが下のグラフ。赤経方向はUSB-IOで制御しているのでかなりフラットになった。わざとずらしてやるとセンターに合わすようにジワ~と動いてくれる。まだマイナス方向のゲインが少し足りないようだ。これはファームで改善可能。
やはり赤緯方向の補正も必要なようだ。
早く目を治さないと工作をするのもつらい(と思いつつ今日もビールを飲んでしまった)。
赤緯の制御は雲台の微動部分にモータをつければ何とかなるだろう。
これをやっていて、変なことを考えてしまった「ポンセットマウントをこれで制御できないだろうか?」。いつかポンセットマウントを作ってみたいと思っていたが、工作の精度を出せる自信がなかった。いい加減に作ってもガイド鏡でフィードバックをかければいいのではないだろうか?
でもこれはそのうち。
ポタ赤オートガイド実験失敗 [天体・実験]
ポタ赤のPICファームウェアを改良した。
改良点
・LEDが点くようにした
・若干のバグ修正
・GAGP1のUSB I/O対応のインターフェース追加
今日も、シリウスに望遠鏡を向ける。2月13日の実験でDEC側にピリオディックモーションが出ていたので、何も迷わずにUSB I/OのDEC側の端子に接続して実験開始。
あれ~。RA側に乗り移ってしまった。
よく考えてみるとポタ赤って赤経を動かしてるんだよね。RA側につながないとだめジャン。やり直そうと思ったけど、ここで電池切れ。買い置きもなし。ビール3本飲んじゃったし今日はおしまい。
いい加減なファーム変更で、しかも逆の軸を制御していたにもかかわらず、なんとなくいけている。ちゃんとやればうまくいく予感。いや、赤緯側もちゃんとコントロールしないとだめということかもしれない。
ポタ赤極軸合わせの実験 [天体・実験]
今日は家の都合で早く帰ってきた。今年の冬としては珍しく透明度の高い空。早速実験開始、とりあえずシリウスに望遠鏡を向けて、Webカメラの画像をPCで見てみる。どれだけずれているか数値にしないとたぶん追い込めないだろう。
そこで、我楽苦多工房さんのGAGP1を使わせていただいた。
ちょっとゲインを上げ過ぎているので星像がかなり太っている。
約10分でガイド範囲を超えてしまった(ガイドはしてないが)。前回の実験のときにわかった強力なピリオディックモーションもグラフにちゃんと出ている。
これで、数値的にずれが判るようになった。いろいろ調整すれば極軸は追い込めるだろう。でも今日はとにかく寒い。軟弱者なので今日はおしまい。簡単に調整する方法を暖かい部屋で考えることにする。
ポタ赤の極軸あわせを考える [天体・実験]
今週は、土日の天気予報が良くないので、今日実験しようと思ったが、星がすぐに雲に隠れてしまう。また、直焦点だと倍率が高く、自由雲台では位置合わせが難しい。50mmF10では暗いし、前の理由もありちょっときつい。50mmF4でしかも微動ができる取り付け方を考えなければ。
この土日(夜は天気悪そうだし)で昼間に工作を頑張らねば。