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DSC の詳細2 ロータリーエンコーダ偏 [天体・DSC]

ロータリーエンコーダは昨日書いたように400ticsしかありません。
試作で600tics程度で使った場合、そこそこ使えるのですが、ステップが荒いので画面がピョンピョン跳ねる感じでいまいちです。少なくとも2000tics程度が必要でしょう。
200mmF4反射鏡では、普通のドブの耳軸のように大きな円板が付いているのですが、これは摩擦で適度なフリクションを得るためのもので、軸はM6のステンキャップを使っています。
そこで、この円板の側j面とエンコーダの軸を摩擦で滑らないように転がす構造にしました。円板がφ90mm、エンコーダの軸がφ6mmなので 400 x 90 / 6  = 6000 tics と十分なはずです。ただし、アガチス材と金属のエンコーダ軸では滑ってしまいます。アガチス材円板の円周には薄い滑り止めテープを貼り付けてあります。垂直軸は90度しか動かないのでつなぎ目は、エンコーダの軸にあたらない部分にもっていけます。
PICT1116.JPG

エンコーダの軸が円板から離れて滑ってしまうと使い物にならないので、ばねでテンションをかけています。軸はM3ビスをナイロン製の絶縁用のワッシャーでガタがないように取り付けました。
PICT1132.JPG

水平軸も同様です。(ちょっとピントが合っていない)
これにも滑り止めテープが貼り付けてあります。360度以上ぐるぐる回すとつなぎ目を超えてしまい誤差が発生すると思いますが、南天と北天の観測を一晩で何回も行うことなんてメシエマラソンでもしない限りないと思うので、良しとします。
PICT1121.JPG

つづく


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