SSブログ

超ローコストDSCを考える [天体・DSC]

DSC(Digital Setting Circles)を作る場合、ロータリーエンコーダの入手方法とコストが一番の問題だと思う。精度の高いものが必要であれば、高級なエンコーダが必須なのは当然であるが、自分のように「星空の迷子にならなかればよし」とする場合は、そんなに精度の要求はないと思う。ローコストなエンコーダーとしては、以前に書いた、マウスを利用する方法があるが、取り付け方法が結構面倒である。
今考えているのは、抵抗式のセンサを利用したDSCである。抵抗式のセンサって?という方がいると思うが、ボリューム(可変抵抗器)を利用するわけだ、ボリュームは回転角度により抵抗値が変化するので、両方の固定端しに一定の電圧を加えれば可変端子には角度に応じた電圧が発生する。これをAD変換すれば角度がわかるはずだ。
ボリュームにはA型、B型とかあるが(他にもあると思う)、B型は回転角と抵抗値が比例するのでこの用途には向いていると思う。ポテンションメータと呼ばれているような部品であればより精度が高いと思われる。
垂直軸は90度しか必要ないので、普通のボリュームでも使用が可能だ。しかし、ボリュームは一般的に300度ぐらいしか回転できないので、水平軸に使用することができない(南天のみとかならOKだけど間違ってそれ以上回してしまうとメカ的に壊れるかもしれない)。
ちょっと調べていたら、アルプス電気にRDC80 という360度回転できる抵抗センサが存在する。しかも、アキバの有名店(ロボット系の)で販売しているらしい。
仕様書を見てみると絶対精度はあまり高くなさそうだが、調整を行えば、そこそこ使えるかもしれない。
ゴールデンウィークはポンセットマウントを頑張る予定なので、その後にこの実験を始めたい。
あ~また課題が増えてしまった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。