太陽の画像処理 [天体・一般]
今までPSTで撮影をした画像を何回か載せたが、根本的なミスをしてきたことがわかった。Hαで撮影した画像はほとんど赤、しかも赤が飽和している。太陽面の模様はG/Bにしか載っていない。またBはあまり諧調を持っていない、黒点付近の活動領域の明るい部分だけがわかる程度。そこでPS LEを使ってR/G/Bごとに処理をしてみた。Rはプロミネンスがわかる限界にレベルを下げる。Gは諧調を引き伸ばして、アンシャープマスクをかけダークフィラメントが見える程度。Bを入れると活動領域の明るい部分の再現はできるのだが、見た目青いバンドが出るので今回は思い切って削除。こうしてできたのが下の写真。
この画ができる処理前の画像は以下のもの。プロミネンスはちゃんと写っていないようだし、表面模様も飛んでいるように見える。しかし、RGBに分解したときGが飽和せず諧調が一番出ていたので、処理後には一番よかった。
この処理方法がいいかはよくわからないが、表面模様はRではちゃんと出ない(Hαはほぼ飽和するので)GとかBで何とかするしかないことがわかった。
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