D60mmF11.6屈折望遠鏡の試作開始 [塩ビ望遠鏡]
注文を木曜の深夜に出したにもかかわらず、予定どおり、土曜の朝に到着。
すごい厳重な梱包。
2個頼んだのが出てきた。
スコープタウンに発注した、接眼レンズ60mmF11.6(fl700mm) 2個が届いた。
1個は依頼主用なのでそのままにして、試作を開始。まずは寸法を取る。
結構楽勝でできそう。アクロマートが分離型なのに、凸・凹レンズの間にセパレータがないのだけどもこれでいいのかな?前回購入したF1000mmのときは間にプラスチックのセパレータが入っていた。星を見て問題がないか確認してみたい。
プラスチックのセルだが、結構ちゃんとしているイメージ。セルの固定部の厚さも2.6mmぐらいあるのでこれにタップを切って光軸調整ができそう。
この鏡筒の部材購入も今日行った。昨夜(今日の早朝)の記述の進捗は2のみ、それ以外はこれからということで。
D80mmF7屈折双眼装置対応改造 [塩ビ望遠鏡]
単に鏡筒の塩ビパイプを30mm切っただけ。
双眼装置と31.7mm天頂プリズム+アイピース2個は塩ビパイプにはやっぱり負荷が大きいようだ。
これで星を見たかったが、横浜は曇り。月は(雲を通して)見えそうだったが、今の位置だとベランダからはやはりダメ。晴れになる火曜日以降まで待つしかなさそう。
最近作ったもの③ 塩ビ屈折望遠鏡 [塩ビ望遠鏡]
せっかくの3連休でしたが風邪気味で体調が悪く、工作はお休みした。引き続き、今まで作ったものを紹介します。
塩ビな望遠鏡くんたちです。
上から
1.D60mm fl 1000mm (F16.7)
2.D80mm fl 560mm (F7)
3.D50mm fl 500mm (F10)
4.D50mm fl 200mm (F4)
です。4つとも鏡筒は塩ビのパイプ製でカッティングシートを貼っています。
レンズは1,2はスコープタウンのWebショップで購入、3,4はカメラ用のクローズアップレンズでカメラ店で購入したものです。
製作順でいくと、まず3の50mmF10を2006年の10月に200mm反射のDSC実験用として作りました。
200mm反射が改造のため昨年11月までバラバラの状態だったので、これがベランダ観望の主役でした。こんな小さな望遠鏡でも月のクレーターとか土星の輪とか木星のガリレオ衛星くらいなら大変よく見えます。月とか土星を見せるとみんな感動してくれます。
塩ビ望遠鏡のWeb記事を見るとピント調節をドローチューブ部分を手で伸縮している物がほとんどですが、下の写真のようにネジで微調整できるように作ったのでピント調節の際に目標がずれてしまうことがありません。ただし、焦点位置の大きく異なるアイピースに変更すると、つまみを何十回も回さなければならないのが欠点です。
次ぎに、4の50mmF4を2006年12月にファインダー用に作成しました。実視野が6度程度あるので星がたくさん見えて気持ちがいいです。でも8x40の双眼鏡を買ってしまったし、はじめの目的のファインダーには使っていないので(反射はただでさえトップヘビーでお辞儀をしてしまうので)ほとんど出番はありません。
1,2は2007年8月に原村星まつりと、その翌週に行く東北の旅行に持っていくために作りました。これもまた出かける寸前ぎりぎりに完成。60mmF16.7は長すぎてベランダではほとんど活躍していません。また、自作架台がやわなので、風が吹くと揺れてしまうのです。80mmF7は結構いいです。現在は50mmF10の出番を奪ってしまいました。高倍率で使用するときも、笠井トレーディングで購入した双眼装置用のエクステンダを使用すると色収差もほとんど気になりません。これの接眼部は200mm反射のアップグレード用に購入(これまた笠井の放出品)してあったクレイフォード接眼部に、2インチミラーを付け、RFT仕様にしましたが、塩ビのパイプにはちょっと負担が大きいみたいです。
塩ビパイプは近くのホームセンターで安価に入手できます。手作り望遠鏡やってみませんか?楽しいですよ。