D60mmF11.6の最終テスト [塩ビ望遠鏡]
空は全体にかすんでいるが、赤っポイ月と木星は輝いている。鏡筒と経緯台はほぼ最終状態なので、テストを行った。
百均アイピースで見た月。手持ちコリメートで撮影。そこそこ見えるがやっぱりイマイチ(この写真よりは全然まともなんだが)。
UW6mmとの組み合わせはかなりいい感じで、木星の模様がかなりコントラスト良く見ることができる。
架台の震動はすぐに収まるのでかなりよくなったが、フリーストップの感じはもうチョットかな。
架台震動対策 [塩ビ望遠鏡]
やはり、初心者用こそ震動は大敵。もともとフォーク式を考えていたので片方のフォーク部分が余っている。これを手持ちのクランプを総動員して接着。
震動はかなり抑えられると思う。これでダメなら、もっと補強することも検討している。
D60mmF11.6塩ビ望遠鏡のファーストライト [塩ビ望遠鏡]
かなりうす雲がでていて月と木星しか眼視では見えない条件で、迷光対策も終わっていないのに木星の縞がかなりコントラストが高く見ることができて驚いた。ただ若干問題もある。調整がいまいちなのかも知れないが上下動が若干渋い。UW6mmを付けて116倍では視野範囲に目標を入れるのは問題ないが中心に持ってくるのがちょっとつらかった。あと、風が若干吹いていた(うちのマンションは風が強い)のでこの倍率だと少し震動が出る。片持ちフォークにした影響が若干あるかもしれない。でも、お気軽・お気軽・初心者向けとしてはかなりいいところまで行っていると思う。
気が付いたら、このblogの総閲覧数が累計1万を超えていた。といってもカウンタ付けてないし、管理ページにある数字だ。皆様ありがとうございます。
D60mmF11.6試作完了 [塩ビ望遠鏡]
昨日カードリーダーが行方不明になったためにUpできなかった写真。
フォーク式をやめて片持ちにした。理由は以下のとおり。
1.パッチン錠が使いたかったから
2.片持ちの方が格好がいい(フォーク式だとごつい)
3.片持ちでもそこそこ震動に耐えられた
4.D80mmでも使える
5.DSCの取り付けができる見込みがたった
1点完成していないところがある。下の写真の様にM3の長ネジがなかったのでピント合わせの微動部が組みあがっていない。
フードを外してレンズキャップをつければレンズを保護できる。塩ビパイプのキャップがピッタリ。
パイプの接着、内部の迷光対策のための植毛紙と遮光環の取り付け、若干の塗装とカッティングシートの貼り付けで完成するキットにする。
久々のお月見 [塩ビ望遠鏡]
今日は、日帰り出張。電車の窓の上弦を少し過ぎた月をビール肴に帰ってきた。最寄り駅に着いても、雲はほとんどなし。今日は久々に望遠鏡に月の光を当てることにした。
4月に双眼装置対応で4cmばかり鏡筒をカットしたD80mmF7。改造以来、双眼装置を付けたまま埃をかぶっていた。光軸がかなりずれていたが、調整ネジ適当に回したら一発でほぼ合ったみたいだ。
WA8mmを付けて70倍。ちょうどいい感じで月全体が視野に入る。やっぱり両目で見ると、同じ像を見ているにもかかわらず立体に見える気がするので不思議だ。久しぶりの月に感動し、次は木星。だんだんうす雲が出てきたが、2本縞は見える。ガリレオ衛星の位置がいまいち。いつもの「並んでる」という感じがない。
お手軽双眼望遠鏡、作ってよかった。
塩ビ望遠鏡用三脚の作製 [塩ビ望遠鏡]
今日は、三脚の作製。自作望遠鏡で、一番大事かもしれない。カメラ用とかビデオ用の安い三脚って、望遠鏡に使うには、結構問題がある。せいぜい2度の範囲しか見ていないのだから、少しでもゆれると困ってしまう。あと、震動が収まるのに時間がかかるのだ。そこで、ちょっといい三脚を買おうと思うと、目が飛び出るほど高価な値札が付いている。こんな値段なら、持ち運びをちょっと犠牲にすれば、すごいゴッツイ望遠鏡用の三脚が買えてしまう。いずれにしろ、これらの値段よりはるかに安価な望遠鏡を作ろうとしているのに、三脚だけ立派なものを買うのもナンセンスなので、やっぱり作ることにする。しかも、予算は望遠鏡本体の費用から考えて、千円くらいを目標とした。
アルミなんか使ったら、工作が大変だし、材料費が、製品を買うのとほとんどかかわらない。やっぱり木材を使えわなければならない。ホームセンターの木材の中でも特に安いのが、SPF材。SPFってググるといろいろ出てくるのだが、複数種類の木からなる総称のようである。切断、穴あけなど加工も非常に楽だ。でも、節があったり、そっていたり、欠けていたりするので購入時に良く選んだほうがいいかもしれない。
材料は、□30mmx1800mm 1本と19mmx30mmx900mm 6本のSPF材と12mmのコンパネの端材少々(90mmx90mmくらい)、あと木ネジ、M6、M4のビス、蝶ネジ、鬼目ナット、木工ボンド全部合わせておよそ千円ぐらいである。
どうにか仮組みまでできた。これは、一番低い状態。5cm単位で900mm〜1200mmくらいまで高さ調節ができる。
このままだと、ゆれ止めというか開き止めがないのでちょっと不安。
D60mmF11.6塩ビ望遠鏡のフード作製 [塩ビ望遠鏡]
D60mmF11.6のフードをどうしようか考えていたが、いい材料がない。
塩ビパイプの継手(呼び径65用)が、対物セルにはピッタリなのだが、長さが足りないし厚すぎて格好が悪い。
今回は、下の写真のサキイカのケースを採用することにする。(中身はビールのつまみに使用済み)
とりあえず、上下をカット。継手もカット。
仮組みした。ちょっと緩めだがまあいいだろう。
最終的には、内側には植毛紙、外側にはカッティングシートを貼る。
D60mmF11.6塩ビ望遠鏡架台進捗 [塩ビ望遠鏡]
D60mm塩ビ望遠鏡の架台ほぼ完成。
なかなかいい感じ。
長男くんが作りたいようなので、試作ほここで完了。中間試験の後にキットとして、あげよう。
T氏向けは、来週以降キットを作製する。
D60mmF11.6塩ビ望遠鏡の架台 [塩ビ望遠鏡]
ジグソーを久々に出してきて加工したが、直線すらまともに切れない。やはり腕が悪いようだ。
写真の様にフォーク式にした。塩ビ望遠鏡は非常に軽く作れるので、片持ちでも良いのだが新型のDSCを付けるためにこの構造にした。軸の部分にスペーサーとしてφ60mmの円板を5枚切り出したのだが、はじめホールソー(65mm用)で楽勝と思っていたが全然だめだった。貧弱ボール盤では回転が速すぎでトルクなし。しょうがないので、鋸で8角形にざっくりと切り取って軸にボルトをとめてボール盤で回転させて外周をヤスリで削って作った。このために、予定より大幅に時間がかかってしまい、今週は組み上げることができなかった。(写真用にちょっとだけ仮組み)
材料は、t=12mmのベニアの合板。たぶんコンパネだと思う。なぜ「たぶん」かと言うと、下の写真ように端材を買ってきたのだ。ちょっと前まではサブロクのコンパネなんて500円ぐらいだったと思うが今は1000円以上したりする。約300mm x 200mmの端材が30円、ワークサイズに切り出し済みだ。
架台と三脚はこの端材とSPF材でコスト優先とする予定。
D60mmF11.6塩ビ望遠鏡仮組み [塩ビ望遠鏡]
ポンセットマウントのためにトリマーを買った。角度調整ができるものは2万円。高くて買えないので¥3980のものを購入。ほとんど使わないものにあまりお金を出す気にはならない。しかし、角度調整の方法を考えなければならない。
ついでに植毛紙を購入。ホームセンターのものは、望遠鏡屋のものに比べるといまいちの気がする。でも、これを使うのと使わないのでは大きな差があるのは確か。