ポタ赤用35度アングル台座 [天体・工作]
去年の暮れから寒いし、雪も降ったりして、ほとんど工作をしていない。ブログのタイトルと方向性が変わってしまうし、3月に入ったのでそろそろ頑張らなければと思い久々にベランダ工作。
ゴニオステージ・ポタ赤用の35度アングル台座の作成を開始した。普通のポタ赤だと55度に傾けなきゃならないが、ゴニポは35度でいいのだが、それでも三脚の雲台で35度に傾けると、バランスが悪いし、極軸あわせもやりにくいので前から作らなければと思っていた。今日はアルミ板の切り出しまで、来週穴あけとタッブをかけて完成予定。
これは、NEX用インターバルタイマー。こちらは昨年末から作り始めて一応完成している。
来週はパンスターズ彗星が近日点。夕方に西の空に見えるかもしれない。家からだとちょっとつらそうなのでどこかに出かけて観察したいと思う。
スパイダーの修理 [天体・工作]
調べてみたら、スパイダーが1本ない!!!部屋にもベランダにもなかったから、前回外に持ち出したときに外れてなくなってしまったようだ。
バラしてみたら、根元からポッキリと折れてしまったようだ。
スパイダーは真鍮製だったので、中に残った部分はドリルで削ってタップをかけたら取り除くことが出来た。新しいスパイダーは長ネジを切って、つや消し塗装をした。とめネジは、手持ちのローレットネジを少し削ってセンターに穴を開け、タップを切った。
ついでに鏡も清掃して組み立て。どうにか元に戻すことが出来た。
横浜から29日にISSが良く見えそうなので撮影をしてみようと思っている。
NEX-5N用「シャッターおしっぱ君」の作成 [天体・工作]
この成果が下の写真。
露光間のインターバルが長いのは、シャッターを押し続けるためにテープで固定していたが、これが途中で剥がれてしまい、マニュアルでシャッターを押したため。下からの画像がないのは、位置が思ったよりも北側だったので三脚を動かしてしまって、繋がらなかったから。
今後のことを考えてシャッターを押し続ける装置「シャッターおしっぱ君」を作ることにした。
完成写真。三脚用1/4Wネジ穴に固定してローレットネジでシャッターを押し続けることが出来る。
写真をよく見ればわかるのだが、ネジ穴の位置がずれて斜めに固定されている。一番上のアングルを作り直す予定。
ゴニオステージ・ポタ赤完成 [天体・工作]
使ったステージの仕様書だと、軸1回転で0.71度。1周のウォーム歯数は四捨五入してこの値になるのは504~510。センターを取ってとりあえず507としてソフトを組んだ。5分間で角度を測定したらちょっと速いようだがまあいいだろう。星を撮影、雲が多いのでベランダのひさしぎりぎりに見える星でテスト。少し調整しただけでfl300mmでも30秒程度の露光ならばまあまあな感じ。用途としては、広角~標準レンズなので問題ないだろう。
リゲルが見えてきたので、ピリオディックモーションのテスト。fl300mmで7分露光、モータ軸1回転2.84分なので2回転以上。今まで作った中で最高の出来、ほとんどエラーがない。
今日は雲が多いのでここまで。来週はこれで本格的なテストを行いたい。
ポタ赤再挑戦 [天体・工作]
原村2週間前の状況 [天体・工作]
金環日食撮影インターバルタイマー [天体・工作]
回路には、リアルタイムクロックを載せてあり、事前に設定した時刻になると自動的にインターバルが変更する。
ハードは筐体を含めほぼ完成。ソフトはまだ5%。まあそんなに難しくないのですぐできると思うが、動作テストには結構時間がかかりそうだ。いざとなったらぶっつけ本番。だめなら手動で頑張るしかない。
金環日食観測機材の進捗 [天体・工作]
今日の午前中の晴れ間に老眼鏡太陽投影装置の確認。時々流れる雲ははっきり見ることができる。大きな黒点が出ているはずなのだが、肉眼では確認できず。写真を拡大して見えるような見えないような微妙な感じ、CCDの汚れのほうが黒点よりもレベルが大きいようだ(21日までにクリーニングしなくっちゃ)。またケント紙の凸凹の模様も拡大される。まあ、日食の様子は十分確認できるであろう。
太陽追尾装置は、鏡筒バンドの上に小亀で載せるプレートを作成。
ST-4互換(なはず)のインターフェースとした。6芯モジュラーの1ピンがN.C.なのでここに5Vを入れてケーブル1本で接続するようにした。
夕方の30分程度の晴れ間に確認。少なくともファインダー代わりにはなることは確認できた。
しかし、モーターコントローラはいまだ完成せず。あと一歩の追い込みが必要。
太陽追尾装置の検討 [天体・工作]
金環日食を望遠鏡を使って撮影を行いたいと考えている。しかし、メインは目視で観測すること。撮影はタイマーを使ってほったらかしで自動撮影を行いたい。問題は赤道議の極軸をあわせられないことと、平均太陽時で動かしてずれがどれ程あるかということ。オートガイドのようなことは行えないかいろいろ考えた。
まず、前提としてBORG76ED(fl500mm)でAPS-C直焦点を使う予定なので画角は短辺でも1.4度ほどあり、コンポジットは考えていない(意味がなさそう)なので、画角に入りさえすれば多少ずれても問題ない。
そこで、光センサを東西南北の4個置き、これに丸く切り抜いた遮光環を先端に付けた筒の後端に配置する。このセンサーすべてに光があたり左図ののように影ができ、センサすべてがOnになるはず。たとえば筒が西に少しずれると影は西にずれ、右のように東のセンサが影に入りoffになる。500mmの筒を使い、センサの感度範囲を1.2mmとしたとき、0.14度以内でフィードバックがかけられるはずである。
さて、そのようなセンサはあるか?下の写真がセンサ。写真からわかるように、LED。1608チップタイプを使う。本来LEDは発光素子であるが、光をあてると起電力が発生するのだ。
回路はPIC16F88 1個とあとはCRぐらい。
表示用にLED4個と、SWが1つ。最終的にはどこかのGuide端子と互換性を持ったRA+,RA-DC+,DC-の端子を付けようと思っているが、現在はDebug用にUART信号を外部に接続している。
テスト結果は良好。影に入った部分を明確に判断できる。問題は、日食時にどの程度まで暗くなるか、またそのときに、影との判断が行える用に閾値をダイナミックに変更することがうまくいくか。また途中で曇ってしまいすべてのセンサがOffと判定するぎりぎりの状態で誤動作しないように動作を中断できるかという点だ。この対応のために2つ上の写真の5つ目のセンサが役に立つはずだ。
おまけ。木曜に携帯で撮った桜と金星。手振れでいまいち。
今日は暖かかったので、もうおしまいかな?花びらが風で家のベランダまで飛んできていた。